皆さんは知っていましたか?
インドには昔からカースト制度が根付いています。
かくゆう私もインドにカースト制度があるのを知ったのは、会社の友人がインド人で彼がカースト制度の事を教えてくれたからです。私は海外旅行に行く前には、その文化と現状の歴史をしっていればより心が動く経験になると思っています。
今回はインドにおけるカースト制度について、どのようになっているか調べようと思います。
インドのカースト制度について
Yahooから引用
- ブラーフマナ(Brahmin):このカーストは、伝統的に知識と教育を重んじる階層で、神官、教師、学者などが含まれます。
- クシャトリヤ(Kshatriya):戦士や王族のカーストで、彼らは戦争や行政を担っていました。
- ヴァイシャ(Vaishya):商人や農民、職人などがこのカーストに属します。彼らは貿易や農業、商業活動を担当していました。
- シュードラ(Shudra):このカーストには、労働者や奉仕者が含まれ、彼らは他のカーストの人々に仕えていました。
これらの4つのヴァルナに加えて、ダリット(Dalit)と呼ばれる最下層のカーストが存在します。彼らは「不可触民」として扱われ、社会から差別や排除を受けてきました。ダリットの人々は、汚れた仕事や非常に低い地位の職業に従事していることが一般的でした。
文化として、カースト制度が根付いているので、なかなか完全に撤廃するというのは難しいかもしれませんね。
私達がなぜか自然を愛し、仏像などに敬意を払うのが日常だったように、インドはカースト制度が日常だった歴史があります。
まじで関係ないですが、私は学校ではダリットでした…
カースト制度が出来た歴史について
紀元前1500年頃、アーリア人がインド亜大陸に移住し、先住民族であるドラヴィダ人と接触しました。この時期、リグ・ヴェーダという聖典が成立しました。リグ・ヴェーダには、プラティシャーキャと呼ばれる人類の創造神話が記されており、カースト制度の初期の原型が見られます。
プラティシャーキャの物語によれば、神プラジャーパティが創り出した原人プルシャから、4つのヴァルナ(階級)が生まれました。ブラーフマナ(神官階級)は頭部から、クシャトリヤ(戦士階級)は腕部から、ヴァイシャ(商人階級)は腿部から、シュードラ(労働者階級)は足部から生まれたとされています。
紀元前6世紀になると、ヴァルナ制度はさらに詳細化され、ジャーティ(サブカースト)が発展しました。ジャーティは職業や地域によって細かく分かれ、多様な社会的役割を果たすようになりました。こうして、インドの社会はますます階層化し、カースト制度が根付いていくことになります。
1947年のインド独立後、新たに制定された憲法でカーストに基づく差別が禁止されました。憲法では、すべてのインド国民に平等な権利が保証され、カースト制度による差別や不平等を是正するための法律や政策が導入されました。さらに、インド政府は教育や雇用、政治の分野で、低カーストの人々を対象とした差別是正措置を実施しています。
まだ根強く残るカースト制度の歴史
2019年には、ダリッドの人が上位カーストの前でご飯を食べたということで殺されてしまった事件もあった。
なかなか文化というのは変わるのは難しいが、
この文化を破壊しようと努力し続けている人もいる。
日本に産まれて、不自由のない生活をおこなっているが、やはり資本主義に生まれているため、金持ちな家庭からは金持ちは遺伝しやすい。勉強代、塾、習い事、何不自由なく工面できる。しかし、だからといって何世代にも渡って奴隷のような虐げられる事が続くほど強制力はない。そこは、本当に恵まれているし、その恵まれている事について感謝をするとともに何も動き出していない現状に堕落している。怠惰している。だからこの現状から私は抜け出せないでいるのかもしれない。
いずれインドに海外旅行などに行くときは、ダリットが新しく革命を起こそうとしている事、そして今の現状を目の前で感じてみたいと思った。何か心が動かす経験にもなるかもしれないし、逆に想像よりもすでにカーストはなくなっているかもしれない。
ただ目の前の現実をみてみて、私自身に落とし込んでみたいと思いました。
もしよかったら見に来てください
よければ顔だしに来てください
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